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補完医療として期待される「アロマセラピー」の課題

近年、「アロマセラピー」を補完医療として採用しようとする研究が進んでいます。
具体的事例として高齢者の認知症患者を対象とした臨床実験でも物忘れの改善や、睡眠の質が改善するなどの研究結果が出ています。
西洋医学で用いられる薬は、単一成分で人体に集中作用し、効き目は早いですが副作用などのデメリットも合わせ持ちます。
一方、アロマセラピーは生薬成分で、主成分以外に多くの成分が入り中和されることで穏やかにゆっくりと人間の体に作用します。
アロマセラピーを医療の一つとして体系付けるためには、精油が人間の体にどう作用していくのか、という仕組みを明確にしていく必要があります。
ところが、西洋医学の薬がエビデンスを確立しやすいのに対して、アロマセラピーで使う精油はその複雑な成分構成ゆえに、検証していく事が非常に難しいと言われています。
主成分は分かってもその他の微量に含まれる成分の働きまでは追求しにくいという事情があるためです。
逆にその課題がクリヤー出来れば、今後補完医療としてのアロマセラピーの需要は高まるといって良いでしょう。

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